落語、インタビュー、落語という構成で非常に楽しめる流れでした。
最初の演目はだくだく。
引っ越してくる主人公が仕込みをするのですが、後半、仕込んだ部分を回収しないテキトウさ。
本来の落ちで終わらずに、ちょっと社会風刺を匂わせる落ちを新たに付け加えていました。
その風刺も重みを全く感じさせません。
他の演者ならイラッとくる内容ですが、許せてしまえるのはキャラクターなのでしょう。
引っ越してくる主人公が仕込みをするのですが、後半、仕込んだ部分を回収しないテキトウさ。
本来の落ちで終わらずに、ちょっと社会風刺を匂わせる落ちを新たに付け加えていました。
その風刺も重みを全く感じさせません。
他の演者ならイラッとくる内容ですが、許せてしまえるのはキャラクターなのでしょう。
この後、インタビューに突入します。
最初はジャブ程度の、立川流問題について。
ここでもインタビューアーの広瀬氏は客席が聞きたい事をズバズバ聞いてくれますが、本人がのらりくらりとするだけです。
本当に知らない様なので、内部の人間とは思えません。
本人も知ろうとしていない所に不勉強さを感じましたが、所々「成る程」と思える発言が飛び出します。
やはりタダ者ではないのでしょう。
最初はジャブ程度の、立川流問題について。
ここでもインタビューアーの広瀬氏は客席が聞きたい事をズバズバ聞いてくれますが、本人がのらりくらりとするだけです。
本当に知らない様なので、内部の人間とは思えません。
本人も知ろうとしていない所に不勉強さを感じましたが、所々「成る程」と思える発言が飛び出します。
やはりタダ者ではないのでしょう。
ただ全体に流れる「嘘臭さ」は時間と共に心地よいモノに変わって行ったのが驚きです。
まさか、あのこしらの口からTPP問題について語られる日が来るとは夢にも思っていませんでした!
軽い衝撃を受けながら、非常に実があるんだかないんだかのインタビューは終わります。
(終盤で語られた、客席に対する感謝だけは真に迫っていました)
(終盤で語られた、客席に対する感謝だけは真に迫っていました)
休憩中、普段でしたらロビーで販売をしているのですが、当人は今回登場なし。
休憩後に語られましたが、弟弟子(らく人さん)の面倒をみていたとの事、改めて兄弟子として振る舞っているんだなと感心してしまいました。
最後のネタは包丁です。
通常の形ではなく、男女が入れ替わってるバージョン。
女のいやらしさや醜さをふんだんに描いていて、あまりいい思いをしてないからこそ出来る話になっていました。
包丁と呼ぶには原型をとどめていません。
また、『松竹梅は燃えた時の温度が高い順』や『7回繰り返すと成功する』といったデタラメな格言、豆知識が頭にこびりついてしまったのが悔しいです。
通常の形ではなく、男女が入れ替わってるバージョン。
女のいやらしさや醜さをふんだんに描いていて、あまりいい思いをしてないからこそ出来る話になっていました。
包丁と呼ぶには原型をとどめていません。
また、『松竹梅は燃えた時の温度が高い順』や『7回繰り返すと成功する』といったデタラメな格言、豆知識が頭にこびりついてしまったのが悔しいです。
最初のだくだくに和をかけて、思わせ振りなセリフやシーンを全く回収する事なく、思わせていただけで終わります。
風呂敷を広げただけという所も、この濃密な空間にいると、不思議と怒りは込み上げてきません。
やはり、人柄なのでしょう。
やはり、人柄なのでしょう。
そんな、不思議な会でした。
また、成城ホールのスタッフの方が非常に親切で、ホールの暖かさも手伝って、大満足の一日です。
(特に照明は素晴らしいの一言です!)
(特に照明は素晴らしいの一言です!)
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