基本が大切だ。
前座の頃、師匠から何度も言われた言葉です。
ここをおろそかにしてしまったから、未だに上下を間違えたりします。
どんなに面白い事を思いついたとしても、それを伝える能力がなければ、つまらないものになってしまいます。
若い頃はこれが理解出来なかった。
理解できないというよりも、しっかりと考えていなかったのです。
師匠の教えを守っていたら、今の私はもっと違ったやり方が出来ていたハズです。
もう少し幅の広い落語家になれていたでしょう。
簡単に塗ったり貼ったりするだけなら、誰でもできるのです。
基本をしっかりと積み重ねてきた本物にはかないません。
コツコツ積み上げる。
これが一番難しいですが、習慣に出来てしまえばこんなに強いモノはありません。
美しさもそうです。
内側から積み上げた美は、取り繕った美では太刀打ちできません。
さあ今日から始めましょう!↓
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