疝気の虫
若旦那をとても繊細な少年にしてみました。
傷付きやすいけど、運命に流されてしまう主人公はとても魅力的です。
本人の能力にかかわらず、押し寄せてくる運命。
そこにどう立ち向かうのか。
説明が足りなくて、わかりづらい所もあったと思いますが、納得の一席です。
そして疝気の虫。
しっかりと虫の世界観を描きました。
人間目線ではなく、虫の都合を優先しました。
虫から見た人間は、本当に滑稽です。
一生懸命生きているのは、生き物ならどれも一緒。
物悲しいストーリーになりましたが、手応えはありました。
どこかで出食わしたら、ラッキーだと思ってください。