これまでは古典とかそういう事を抜きにして、落語のカテゴリーにすら入れてもらえないという日々。
「お前のは落語じゃない」
何回言われた事か。
まあ、あまり悔しいとも思わなかったので、その層に受け入れられる事なく今日を向かえたはずでした。
その私が古典の日のトップバッターです。
落語ブーム、極まってます。
ガチガチの層(高座も客席も)が、新規の層に数で押されている証拠です。
それだけ新しい人がたくさん入ってきてるのです。
楽屋を見ても客席を見ても、落語と縁遠いと思える人がたくさんいます。
私が入門した頃には考えられませんでした。
あれだけ「お前は偽物だ」と言われ続けた私が!
古典の日と銘打つ落語会に出ているのです。
師匠!事件です!
落語会は変わってしまいました!
言う事に飽きてしまったのか、聞いてる方が慣れたのか、私が上達したのかはわかりませんが、「下手くそ」とも言われなくなってしまいました。
これは少し寂しいですが。
聞きづらい、聞きやすい。面白い、つまらない。はわかりますが、上手いか下手かなんて業界に精通してないと判断できません。
その精通していた人達が押されているのです。新しい層に。
これは変わりますよ。
もう変わっているのかもしれません。
変化のある時って、わくわくしますよね。どっちの意味でも。
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