名付け親。
人に限らず、名前をつけるのは勇気が必要です。
また、名前を付ける側は少なからず責任もあります。
Zガンダムの主人公も、自分の名前がきっかけとなって数奇な運命を辿る事になりました。
最近ではキラキラネームも少し問題になったりしてます。
名前は何かを区別するだけでなく、そこに思いが込められています。
刑務所とまでは行きませんが、学生時代に出席番号で呼ばれた時の「突き放された感じ」は今でも忘れません。
少なくても名前はただの記号ではないのです。
温度や体温を感じられるのが名前だと思っています。
私の所にも弟子がやって来ました。
入門希望者です。
希望側は思い入れ(人なのか業界なのか、その辺りはどうでもいい)たっぷりでしょうが、私は残念ながら全く思い入れがありません。
今後生まれてくるかも知れませんが、今の所はない。
そんな空っぽの気持ちで弟子の名前を付けるべきではないのです。
それならば、思い入れがある人が付けたほうがいい。いいに決まってる。
どんな思い入れでも構いません。何かをアピールしたいとか、落語家に名前を一度は付けてみたかったとか。
少なくとも今の私より気持があります。
より気持の強い方に付けてもらった方が弟子も幸せです。
ですが、人の心は図れません。比べられません。
そこでわかりやすくオークションにしてみました。
みなさんの熱い気持ちで命名権を競り落としてみてはいかがでしょう?
名前を付けるのはスリリングな体験です。
他にこんなことする落語家はいないでしょうし、私に弟子も今後来る可能性は低いので、二度とないチャンスかも!
この機会を是非お見逃しなく!
今の時期スパムに間違われやすいですが、レイバンのサングラスも出してます。
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