元々、寄席がどういう所か(というか落語がどういうモノか)もわからない、知らないまま入ってしまったので、おかしな先入観で見ていたのです。
システムとして続いているのだから、いい所は絶対にあるはずです。
しかし、悪い所しか情報が入って来なかったし、あえて調べもしませんでした。
立川流か、それ以外か。
自然とそんな考え方になっていました。
まあ、立川流でも内側にはそんなに入れてもらえてないですが。
キャリア的に上を見ても下を見ても魅力的な方が大勢います。
接していて感じるのは、自由さです。
実際に中にいるわけではないのですから、本当の所はわかりませんが、人と人の距離が適度に保たれてると感じます。
強烈な矢印があまり見えて来ないのです。
他人に対しての無関心が、絶妙なバランスで保たれてる。
他人に対しての無関心が、絶妙なバランスで保たれてる。
そんな印象です。
何度か同じプログラムに入れてもらったのが、遊雀師匠です。
高座上だけでなく、楽屋で二言三言の会話がほんのりと温かいのです。
これはやろうと思って出来ることではありません。
とても優しく、とても親切に。
ある意味、そういうのは簡単です。全力でやればいいのです。
ほんのり
これは簡単にできません。
弟子の稽古をお願いした時も、さぞ当たり前の様に引き受けてくれました。
その時の会話をカメラで押さえておきたかったぐらいです。
流石に、今更「ファンになりました!」 と告白するのもおかしいので、黙っておきます。
何よりも、今日の遊雀師匠の演目が明烏ですよ!
もう、レモングラスの応援まで紛れ込ませて頂いて…。
ファンになりますよ。そりゃ。
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